2008.10.21 Tuesday
ジュジョールのモンフェリ村モンセラット教会広場で今年もスペインダルメシアン大会
この日曜日秋の陽気の中、今年もジュジョールのモンフェリ村にあるモンセラット教会広場で第2回スペインダルメシアン大会が無事に開催された。審査員はイギリスから招待され、昨年に引き続き名誉会員であるトニア夫人の参加もあった。トニア夫人の愛犬は、今年世界最大規模のイギリス、クラフトのドックショウで準チャンピオンに選ばれるほどの名ブリーダーで、世界のダルメシアン界のスター的存在である。ディズニーの映画『101Dalmecians』の主人公犬、一般にはポンゴのファミリーと言った方が分かりやすいかも。
今年はイギリスから戻ってきている息子のオーナーハンドリング。去年第1回スペインダルマシアン大会チャンピオンに輝いた『マツ』。久しぶりのハンドリングなので少しぎこちないが、マツはご主人さまと嬉しそうにきれいに尻尾を振って立っている。 フランスなどからも、20頭を超える参加があり、ポカポカ陽気の中無事に終了した。 第2回チャンピオンになったのは、そのトニア夫人のダルメシアンとの間に生れた子で、私たちのブリーダー、マシア『カン コイ』のクライアント、ビセンスが念願をかなえた。 ダルメシアン犬世界の王家の血筋がここ、モンフェリ村のマシア『カン コイ』に引き継がれたわけである。 大会が終った後は、教会の向い側の丘に建つ、12世紀ロマネスク期の古いお城を改築して造られたレストランでの食事。右側は結婚披露宴用に新しく建てられた建物。奥の古い石の建物がレストラン入口。お城での昼食会といった感じで雰囲気が良い。このレストランは、冬場になるとこの地域の名物『カルソッツ(焼きネギ)』を食べさせてくれる所で有名で、シーズンともなるとヨーロッパ中からたべにくるほどで、3年先まで予約で埋まっているという。 レストランの窓越しに、ジュジョールのモンセッラット教会を望む。 今年で2回目を迎えたが、スペインダルマシアン大会はこの地で生まれ、今後もジュジョールのモンセッラット教会と共に発展していくことを期待する。 |