バルセロナ建築漫遊記

バルセロナからの気ままな発信です。
ジュジョールのモンフェリ村モンセラット教会広場で今年もスペインダルメシアン大会
この日曜日秋の陽気の中、今年もジュジョールのモンフェリ村にあるモンセラット教会広場で第2回スペインダルメシアン大会が無事に開催された。審査員はイギリスから招待され、昨年に引き続き名誉会員であるトニア夫人の参加もあった。トニア夫人の愛犬は、今年世界最大規模のイギリス、クラフトのドックショウで準チャンピオンに選ばれるほどの名ブリーダーで、世界のダルメシアン界のスター的存在である。ディズニーの映画『101Dalmecians』の主人公犬、一般にはポンゴのファミリーと言った方が分かりやすいかも。



今年はイギリスから戻ってきている息子のオーナーハンドリング。去年第1回スペインダルマシアン大会チャンピオンに輝いた『マツ』。久しぶりのハンドリングなので少しぎこちないが、マツはご主人さまと嬉しそうにきれいに尻尾を振って立っている。



フランスなどからも、20頭を超える参加があり、ポカポカ陽気の中無事に終了した。

第2回チャンピオンになったのは、そのトニア夫人のダルメシアンとの間に生れた子で、私たちのブリーダー、マシア『カン コイ』のクライアント、ビセンスが念願をかなえた。
ダルメシアン犬世界の王家の血筋がここ、モンフェリ村のマシア『カン コイ』に引き継がれたわけである。



大会が終った後は、教会の向い側の丘に建つ、12世紀ロマネスク期の古いお城を改築して造られたレストランでの食事。右側は結婚披露宴用に新しく建てられた建物。奥の古い石の建物がレストラン入口。お城での昼食会といった感じで雰囲気が良い。このレストランは、冬場になるとこの地域の名物『カルソッツ(焼きネギ)』を食べさせてくれる所で有名で、シーズンともなるとヨーロッパ中からたべにくるほどで、3年先まで予約で埋まっているという。





レストランの窓越しに、ジュジョールのモンセッラット教会を望む。

今年で2回目を迎えたが、スペインダルマシアン大会はこの地で生まれ、今後もジュジョールのモンセッラット教会と共に発展していくことを期待する。
| u1arc | ジュジョール(J.M.Jujol) | 16:58 | comments(2) | - | -
ジュジョーのVistabella をアップしました!

久しぶりに私のホームページ、カタラン20世紀建築、ジョセップ・マリア・ジュジョール、Vistabellaをアップしました、ここからどうぞ!

Jujol Vistabella

小さい建築ながらも複雑な空間ですが、この空間を分析してみると、元は10x10mの正方形プランで幾何学に基づいていることが分かります。フニクラー曲線の交差ボールトを用いたジュジョール建築の最高傑作であることが確認できました。



| u1arc | ジュジョール(J.M.Jujol) | 07:33 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ジュジョールのVistabella教会



今日9月24日はバルセロナの守護神メルセーの祝日である。この3連休に行楽に出かけた人も多い。
私達も、タラゴナのブリーダーにまたダルメシアンの子が8匹生まれたのでそれを見に行くことにした。そのついでに18年前タラゴナの建築家の友人に案内してもらった、ガウディの弟子のジュジョールの教会へ行くことを思い立った。ガイドブックも持たずに昔の微かな記憶だけを頼りに行ったのであるが、道路地図にも載っていない小さな村なので辿りつくまでに一苦労であった。
 何とかその教会を見つけたが、ミサのある日曜以外は閉まっている。扉に張ってある電話番号を見つけ、駄目もとで電話してみると、お婆さんが出てきてカタラン語で今日は12時半から結婚30周年のセレモニーがあるからどうのこうのと無愛想な返事であった。来てくれるのかわからないまま暫く待っていると、80歳を超えたぐらいのお婆さんが鍵を持ってどこからとなく現れ、教会の扉を開けてくれた。
 18年前に来たことを告げると6年前に照明を付けたところよと言って祭壇をライトアップしてくれた。すると、カテナリー曲線のレンガで積まれた二つのリブボールトが交差した不思議なフォルムのアプシス(後陣)がジュジョールブルーに塗られた天井、派手な装飾を施されたキリストと共に浮かび上がった。
 バロックともゴシックともいえないジュジョールの独創的な空間である。建築材料は、レンガとその辺で拾ってきたような自然石を造形的にうまく組み合わせて積んである。サグラダ・ファミリアと比べたら規模はかなり小さいが、建築デザイン的にはガウディ以上に合理的かつ前衛的な建築である。教会内の壁にはジュジョールのものと思われる大胆なブドウの絵が装飾的に描かれている。天井から吊り下がっている照明もジュジョールの手で創られたように見える。これだけ自由奔放に徹底的にデザインできれば建築家として本望であろうと思った。
 この建築はガウディが死ぬ3年前の1924年に完成している。ジュジョールの最高傑作で、規模は小さいが,ガウディの建築同様世界建築遺産になる価値があるものであると思う。
(www.u1architects.com/cataranarchitects/jujol/indexhtm参照)
| u1arc | ジュジョール(J.M.Jujol) | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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