バルセロナ建築漫遊記

バルセロナからの気ままな発信です。
日本のガウディ(3)



この写真は、30年前、建築学科を卒業し、大学院に入学する間の春休みに後輩と二人で九州建築見学旅行した時の写真である。
この世の春という感じの建築学生で、磯崎、白井せい一の建築作品を中心に見て回り、今は亡き熊本大学の木島安史先生にお世話になったことを思い出す。
この年の2年前にはヨーロッパ建築見学ツアーで、本物のガウディを見ていたので、この今井兼次の26聖人殉教祈念堂にはあまり感動した記憶がないが、建築空間としては良かった記憶がある。でも、ガウディにかなり影響された作品だと生意気にも思っていたのかもしれない。そしてガウディと比べ、なんて不細工なモザイクと感じ、生意気盛りの建築学生はこの写真を撮っていたいたに違いない。
名作と言われる小説もそうであるが、学生時代では理解できなかったことが、年を重ねていくと、その奥に広がる味わい深い世界が理解できるようになるという経験をすることがあるが、それと同じことが名建築作品にも言えるのではないかと思う。
| u1arc | 今井兼次 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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