バルセロナ建築漫遊記

バルセロナからの気ままな発信です。
<< 近代建築が音楽になった−コルビュジェの最高傑作ロンシャン教会− | main | ガウディの故郷タラゴナのマシアCan Collを田園ペンション申請 >>
バイス三兄弟セルフビルドプロジェクト28−建築工事ほぼ完成−
暑中お見舞い申し上げます。

 

8月に入っての最初の週末。プールには真夏の太陽がカッと照りつけている。
私の住むピソ(スペイン集合住宅)のプールで昼過ぎまで一人のんびりと泳ぐ。子供たちのいるファミリーはバカンス旅行でいなくなるので、この時期が一番静かに泳ぐことができる。

私の住むサンクガットの商店街も夏のバカンスで一ヶ月の休みとなり、一気にまったりとしたスペインの夏のバカンスの始まりである。

先日、久しぶりにバイス3兄弟の現場へ行く。3兄弟のパパも出迎えてくれる。

アルミサッシは全部入り建築の外観は屋根を除きほぼ完成している。







プールもレンガを積んで形ができていて完成間近と言う感じで外構工事がかなり進んでいた。
また、雨水を集め、大から小への砂利とフィルターの下に穴開きPC管を設置した濾過装置を通して大きめの地下貯水槽(5mX4mX3m)に導くエコシステムが完成していた。

建物内に入ると天井が高くサロンの広々とした空間が心地よい。
屋内を北からのそよ風が通り抜け、暑い陽射しの屋外と違ってとても涼しく、クラーも必要ないほどである。
天窓は塞いである状態だが十分明るい。借景となっている松林へと抜ける南北の軸線・・・     しばらくこの空間に浸りきる。



すると3兄弟のパパに、「ここへ来る人誰もが素晴らしいととても気に入ってくれています。」と建築家冥利に尽きるお言葉をいただく。

「Muchas gracias.(ありがとう)」





しかし、床、電気、設備等の費用のかかるインテリア工事はストップした状態である。ジョルディによると、やっとここまで来たのに、この経済危機のあおりを受けて銀行がお金を貸してくれないのだという。

このままだと売りに出すしかないと不安そうであった。特に彼の場合、重機のオペレーターをしているのでこの景気の落ち込みは深刻なものがある。

今は我慢の時だ。何とかこの100年に一度と言われる経済危機を乗り越えたいものだ。



| u1arc | バイスの三兄弟セルフビルトプロジェクト  | 16:50 | comments(0) | trackbacks(0) | -









http://blog.u1architects.com/trackback/1050020
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

このページの先頭へ