バルセロナ建築漫遊記

バルセロナからの気ままな発信です。
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無敵艦隊スペインサッカー
 昨日はサッカーワールドカップ、セミファイナル、ドイツ戦の勝利で街は夜遅くまで大騒ぎであった。


真夜中の12時近くまで、外では車のクラクションを互いに鳴らし合いながらその勝利の喜びに酔いしれていた。
今回得点を入れた全選手、プジョール、ヴィリャ,イネスタはバルサの選手たちなのでバルセロナっ子は鼻が高い。でも、いつもはスペインという国単位でまとまらないバルセロナっ子も、ドイツに勝ったということでコサックダンスのリズムに合わせ"Yo soy español. español, la-la-la! ヨ ソイ エスパニョール、エスパニョール、ラ・ラ・ラ!(私はスペイン人、スペイン人、スペイン人!)” と歌いまくっている。

この陽気で人懐っこくて熱しやすい国民性が楽しい気分にさせてくれる。

それにしても、プジョールのヘディングシュートの一撃は何度見ても「!!!ゴール!!!」とスペイン人と一緒になって思わず叫んでしまう。
 
今シーズンはギャラクシーチームとまでいわれていたレアル・マドリッドの不本意な結果と初戦スイスとの試合で出鼻を挫かれマドリッ子は落ち込んでいたが、この勝利でスペイン広場をうめた市民は、『!!!スペイン万歳!!!』と今までの鬱憤を晴らすかのごとく大いに盛り上がった。

ナダルのウィンブルドン優勝とワールドカップ決勝進出は、無敵艦隊スペインの夏をますます熱くしている。

カタルーニャの民族意識が強いバルセロナの市民に対し、マドリッドの市民はスペイン国民意識が強い。

それはヨーロッパハクスブルク家が関係した歴史的な都市対近代国家の富の奪い合いのように思える。そういえば、勝ち残ったスペイン、オランダ、ドイツはいずれもハクスブルグ家と関係がある。スペインルネサンス期16世紀、カルロス1世は現在のオランダ生まれ、ドイツのハクスブルク家の神聖ローマ帝国カール5世になり初代スペインハクスブルク家が誕生する。

今回のアフリカで行われているサッカーのワールドカップで16世紀スペイン・ルネサンスが現代社会の近代国家形成の源になっていることを実感し、世界共通言語になったサッカーというスポーツで新たなルネサンス社会を予感させる。








 
| u1arc | - | 15:57 | comments(0) | trackbacks(0) | -









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