バルセロナ建築漫遊記

バルセロナからの気ままな発信です。
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サグラダファミリア 工事現場からついにカトリック大聖堂へ
秋晴れの週末、久しぶりにバルセロナの街を楽しんだ。

来月11月7日の日曜日にはローマ法王ベネディクト16世がバルセロナに来てサグラダファミリアの奉献のミサを行う。
サグラダファミリアが長年続いていた工事現場から、ついに正式にカトリック大聖堂になる歴史的瞬間である。
 
完成はガウディ没後100年の2026年と言われているので、それまではカトリック教会の機能を持つ建設中の大聖堂ということになる。



今、その準備でサグラダファミリア付近は大忙しである。
ガウディの生きている間に創られ、ユネスコの文化遺産に登録されている御生誕の門には、ローマ法王の写真入で各国の言葉で「歓迎」の垂れ幕がかかっていた。



この写真のように今年の1月に来た時は、この道路(マリョルカ通り)の真下をAVE高速鉄道のトンネルが通る為に、サグラダファミリア倒壊防止の為の大掛かりな現場コンクリート流し込み杭の工事がされていて閉鎖されていた。トンネルはこの地下37mを掘り進んでいくことに決まったので、41mの杭を104本打ち込み、頭の部分を梁で繋ぎ、さらに道路の重圧を受ける為に3X3mのコンクリートの塊を打ち込みそれをまた杭の部分に繋ぐという十分すぎるほどの念の入れようだ。



昨日行ってみると道路は開通し綺麗になっていた。トンネル工事はこの部分を明日から13.5mづつ掘り進んで行くので、あと10日でここに直径11.5mの地下トンネルが通ることになる。



まだ未完成の正面ファサード、『グロリアス(御栄光)の門』この真下、地下37mでトンネル工事が進んでいる。
サクラダファミリア側の反対を押し切って工事が始まってしまって、最終的にこれだけの地盤工事で倒壊を防ぐということで一応の合意ということになっているが、ほんの少しでも建物の位置、高さの変化が起きれば、即刻、トンネル工事中止という取り決めがなされている。
それを見張っているのが、東と西の斜め向かいの建物の屋上に設置された2台のレーザー探知機である。下の写真、屋上真中に立っているのが『御生誕の門』を見張っている。ミリ単位の変化も見逃さない。

ここまで来たら何の変化もないことを祈るばかりだ。



この区間のトンネル工事が無事に終わり、建物の安全が確認されてから、11月7日の日曜日にローマ法王、ベネディクト16世の奉献のミサが執り行われる。

工事現場からカトリック大聖堂への準備が着々と進んでいる。



カサミラ(ペドレラ)の屋上からフニクラー曲線トンネルボールト越しのサグラダファミリアの眺め。



まるで『天上の館』のようなカサミラ屋上の煙突、排気塔のオブジェ群。
!!!久々に来たがやはりガウディは楽しい!!!



左ガウディのサグラダファミリアと右ヌーベルのアグバールタワー
やはりマルセイユのコルビュジェ同様、ヌーベルもガウディに呼応している。

ガウディへのオマージュ=賛歌として

| u1arc | ガウディ | 15:58 | comments(0) | trackbacks(0) | -









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