バルセロナ建築漫遊記

バルセロナからの気ままな発信です。
<< 2G 創刊10!周年 | main | 建設方法に対するレアル(真実) >>
エスプルガス歴史的建造物見学会 コルベロ財団


今回のエスプルガスのヘリテージングの成果として、思いがけないことにコルベロ財団があった。ダリとも個人的に親しかったハビエル・コルベロがこの町の旧市街の15,6世紀に建てられた古民家を買い取り、外壁だけを残し、アトリエ兼個人美術館として現在増築工事が進められている。72歳と言うことであったが、岡本太郎ごとく創造のパワーみなぎる彼自身の案内で我々を魅了した。ダリ、ミロ、ピカソにしろバルセロナで活躍した芸術家であるが、年を感じさせないエネルギーは凄まじいものがある。この財団も、地下3階建てで、吹き抜けもあり、ピラネージの銅版画をイメージさせる。彼の作品は大理石を布のように薄く磨き上げ、ステンドグラスのように光を通すそのフォルムはたいへんエロティクである。現在も彼自身による財団の拡張工事は、地下3階のレベルまで掘りぬき進められている。シッチェス同様、ハビエルという名のカタラン人の建設にかける情念にはいつも驚かされる。
| u1arc | ヘリテージリング | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) | -









http://blog.u1architects.com/trackback/189496
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

このページの先頭へ