バルセロナ建築漫遊記

バルセロナからの気ままな発信です。
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日本のガウディ(1)
今回の一時帰国では、村野藤吾の傑作『日生劇場』の内部を見学できたのが最大の成果であった。
2年前に私がオルガナイズしたバルセロナのラサール大学建築学部での日本建築展では、劇場内のガウディ風のうねった壁面と天井の写真で『日本のガウディ』としてバルセロナで知られるようになった。今まで、表現主義的な御影石の重厚なファサードのビルという程度の認識しかなかったが、この建築展をきっかけに、ぜひ劇場内を見たいと思っていたのである。
建築素材にこだわり、壁、柱、天井、階段にそれぞれ生かし、ここまで建築をデザインした建物を見たのは久しぶりで、自分の体が打ち震えてくるのが分かった。「さすが、村野さん。すごい!」
建築芸術まで高められた傑作で、『日生劇場』が近代建築の世界遺産であることは間違いない。
 
ガウディのサグラダ・ファミリアを思わせる天井。

壁面は、全面、1cmX5cmの細かい色ガラスモザイクピースで出来ている。18金箔を貼ったものもあり、照明を当てると光る。

真珠貝の貝殻を張ったうねった天井面。村野は本当はこの天井全面に真珠を埋め込みたかったらしい。
| u1arc | 村野藤吾 | 15:38 | comments(0) | trackbacks(0) | -









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