バルセロナ建築漫遊記

バルセロナからの気ままな発信です。
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ミロのタビストリーが生れたサンクガットの工房
前回ミロの巨大タピストリーは私の住むサンクガットの工房で生れたと書いた。

この写真は工房のファサードにスタッコで彫り込まれた織をしている女性の図柄。




今はその工房は市のタピストリー博物館として改築されロヨを始め、グラウ・ガリーガ(Grau・Garriga)などの有名な近代タピストリー作家の作品が展示してある。元は、1926年にフランスのゴブラン織りの工房(Casa Aymat) として始まり、カタランタピストリー学校として1981年までやっていたらしい。やはり、こういった伝統的な織のベースがあったからこそ、著名な近代タピストリー作家が輩出したのがうなづける。そして、近代芸術の巨匠ミロとのタピストリーでのコラボも自然にここで生まれたのだと思う。



ここはサンクガット駅から歩いて3分の所にあるが、ゴルフ場の横の閑静な住宅街にある。

駅前広場は3年前に整備されたが、上にあった道路はトンネルで通し、地下駐車場を造りモダンな広場に生まれ変わった。駅舎も1920年代に造られた駅をそのまま残し、左横にモダンな駅舎を並べて造っている。駅前にあったフランス風の洋館はサンドイッチレストランに改築され、駅広全体がオープンカフェになってオシャレな雰囲気を醸し出している。
まず第一に古い建物をその街のモニュメントとして残しながら、街を活性化させるのが街づくりを行うのがヨーロッパのあり方である。

郊外型のショッピングモールもあるが、やはりこれからは人間的スケールの散歩が楽しい街づくりが一番大事な事でないかと思う。





この電車を利用し、バルセロナの中心にも朝の通勤・通学時間帯には3〜5分間隔で30分足らずで行けるので、住民は車でバルセロナに行くことが減り、エコにも良い街づくりをしていると思う。
| u1arc | サンクガットの街 | 06:26 | comments(0) | trackbacks(0) | -









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