バルセロナ建築漫遊記

バルセロナからの気ままな発信です。
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バイス3兄弟セルフビルドプロジェクト 27           −冬眠から目覚めた蟻の如く−
先週、桜満開の日本から戻ってきた。

バルセロナも春になり、いろいろな色の花が咲き始め、野山の蟻も忙しく働き始めている。

不況のあおりを受け、『カタツムリのように冬眠中』であったバイス3兄弟セルフビルドプロジェクトは、春を迎えると一気に『冬眠から目覚めた蟻の如く』また動き出した。

昨日は久しぶりに3兄弟の現場へ行った。
アルミサッシと3枚の合わせガラス(3mm厚のガラスを3枚使い2つの空気層を作る断熱性能の高いもの)と自動開閉式シャッターが入り、いきなり完成の姿に近づいた。



頼もしくなったわが子を見るような想いで本当にKAWAIIく思う。



3兄弟のパパも応援に駆けつけ今度はプールを息子たちとセルフビルドしているところだ。
喜んで私を出迎えてくれ、自分たちの手でここまで創ったこの建築にとても満足している様子であった。



家族一丸となって自分たちの手で家を創る喜びと幸せを感じ、これぞ家創りの理想を見ることができる。



いろいろたいへんなことが多いが、建築をやってきて良かったと思う至福の時である。



サロン内部の上のほうに卵(huevo)の丸窓=牛の目(ojo de buey)が見える。
「この大屋根の曲線が深い庇となり、それを支える斜めの鉄柱の姿が好きだ。」と3兄弟の一番の働き手ホセは言う。

内部の電気工事、空調工事も始まり、この大不況の中、この建築に皆の想いを込めてまた力強く完成に向って動き始めた。

ガウディの言う『オリジナルの建築(arquitectura que volver el origen)』がもうすぐ完成しようとしている。

| u1arc | バイスの三兄弟セルフビルトプロジェクト  | 18:13 | comments(0) | - | -









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